在宅医療が推進される時代になり、在宅介護や在宅看護はこれからさらに増えていくと考えられています。介護本来の目的は自立支援です。自立を促すための介護とは何か、どんな介護を必要としているのかを判断するために、ADLやIADLの内容について知っておきましょう。
こちらでは、ADLとIADLの内容と、IADLの評価と要支援介護判定の関係性をご紹介します。
二本松市で訪問看護・訪問介護・訪問リハビリなどのサービスを提供しているJWS陽だまりの郷は、ご入居者様・ご利用者様・ご家族様にとって、かけがえのない存在であり続けることを目指しています。
在宅介護が増えるからこそ知っておくべき「ADL」と「IADL」
在宅で介護をすることが増えていく時代、知っておきたいのがADLとIADLです。
ADLとは
ADLはActivities of Daily Livingの略で、日常生活動作を指します。
生活を問題なく送るために必要な動作は、人間なら誰でも共通しています。
食事・着替え・排泄・移動・入浴・整容の6つは、社会的に健康な生活を送るために欠かせません。これらをすべて、ADLと呼びます。
IADLとは
ADLをさらに細分化したものを、IADLと呼びます。日本語では手段的日常生活動作と呼ばれています。
電話・買い物・外出・家事・服薬管理・金銭管理などがIADLです。
ADLとIADLの違い
ADLとIADLの主な違いは、どこまでの動作を求められるか、という点です。ADLが基本的な動作なのに比べ、IADLは判断力やコミュニケーション力、認知能力などが求められる動作です。
例えば電話の場合、ADLはただ電話に出る動作だけができればいいのですが、IADLになると電話に応対して、誰からかかってきたのか、家族が不在の場合はどうしたらいいのか、という判断までしなくてはいけません。
こういった違いを踏まえて、介護者はADLとIADLの状態を把握する必要があります。
二本松市にあるJWS陽だまりの郷は、訪問看護や訪問介護などのサービスを提供しています。
ご自宅でリハビリや看護・介護を受けていただくことで、生活の質が高まります。
できるだけ長く自分らしい生活が送りたい、家族が高齢になって日常生活で心配ごとがある、という方は、ぜひ二本松市のJWS陽だまりの郷にご相談ください。
訪問看護やリハビリを利用する前に知っておきたい!IADLの評価と要支援介護判定の関係性とは?
IADLの評価と要支援介護判定の結果は深く関係しています。
IADLの評価項目
- 電話使用
- 買い物
- 食事の準備
- 家事(掃除、片付けなど)
- 洗濯
- 移動
- 服薬管理
- 財産管理
の8つです。ただし、男性の場合は食事の準備、洗濯、家事が除外されます。
この評価と要支援度・要介護度を照らし合わせると、度数が上がるにつれて自立度が低くなり、IADLの動作ができなくなる、という結果が出ています。
要支援介護判定
・要支援1~2
身の回りのことはほぼ自分の力だけでできる状態です。IADLの項目については、必要に応じてサポートを必要とします。
・要介護1
生活の一部に介助が必要となります。認知機能の衰退はそれほどありませんが、歩行や運動能力の衰えが見られ始めるでしょう。そのため、IADLに照らし合わせると、買い物や移動のスコアに反映されます。
・要介護2
より手厚い介護が必要となる高齢者が多いです。屋内の移動にも介助が必要となるため、IADLと照らし合わせると、家事や食事の準備にもスコアが入らなくなります。
・要介護3
要介護3になると、特別養護老人ホームへの入所基準を満たします。自分の力で身の回りのことができなくなり、認知機能の低下が認められるケースも増えるでしょう。電話対応、服用している薬の準備も難しくなり始めます。
・要介護4
身の回りのことを自分の力で行うことはほぼ不可能で、認知機能の低下もさらに進行します。IADLの全項目において、スコアが望めません。
・要介護5
意思疎通が困難で、ベッドの上で寝たきりとなる状態です。要介護4と同様に、IADLのスコアは望めないでしょう。
二本松市にあるJWS陽だまりの郷は、訪問看護やリハビリを行っております。訪問看護や訪問介護は、自宅にいながらより生活の質を高めるためのサポートをご提供するサービスです。
がん治療を受けている方、手術を終えて回復を目指してリハビリをしている方など、様々な用途でご利用いただけます。
リハビリ内容も個別で対応できるため、よりよいリハビリ内容を検討したうえで実施します。
二本松市で訪問看護サービスをお探しなら、ぜひJWS陽だまりの郷にご相談ください。
リハビリ内容も個別に対応!二本松市で訪問看護サービスを提供するJWS陽だまりの郷
地域包括ケアシステムは、2025年ごろを目途に構築が進められています。国は在宅医療を推進する方針を打ち出しているため、ADLやIADLの知識は身につけておいて損はありません。
介護の本来の目的は、自立支援です。ADLやIADLを考慮したうえで、介護される側の自立する気持ちを奪わないように関わることを意識しましょう。
二本松市のJWS陽だまりの郷では、訪問看護や訪問リハビリを行っております。一人ひとりの状態に合わせて看護・リハビリ内容を調整することが可能です。二本松市で訪問看護サービスの利用を検討されている方、訪問看護の利用方法でお悩みの方は、ぜひJWS陽だまりの郷までご相談・お問い合わせください。
二本松市で訪問看護・訪問介護・訪問リハビリの利用をお考えでしたら、JWS陽だまりの郷へお任せください!
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