介護老人福祉施設

自治体や社会福祉法人が運営している公的機関の福祉施設で、所特別養護老人ホーム（特養）と呼ばれることもあります。65歳以上で要介護3以上の認定を受けた方が入居可能です。

比較的重度の方や緊急性の高い方は優先して入ることができるため、医療処置ができる看護師は高く、看護師求人も多く出されています。仕事内容としては、入居者の介護を手伝うこともありますが、健康管理や薬の管理、医療処置などを中心です。

他にも認知症のケア、ターミナルケアなどもあります。介護老人福祉施設での勤務は、日勤が中心です。ただし、オンコール体制を導入している場合がありますので、週1～2回は緊急時に対応することがあります。

勤務時間は施設によってはデイサービスやショートステイを実施している場所もあり、担当業務によって勤務時間は異なります。

介護老人保健施設

医療法人や社会福祉法人が運営する公的な施設です。病院で病状が安定した要介護度1以上の方が退院後にこの施設に入所し、自宅での生活に戻ることを目的に、医療ケアやリハビリを受けながら、身体機能の改善をします。

医療的なリハビリを多く行うので、理学療法士や作業療法士などのリハビリスタッフが多く勤務しています。介護老人保健施設は医師が1名以上常勤している上、看護師は利用者100名に対して9名以上配置することになっています。

看護師の人数が比較的多いため、ひとりの看護師にかかる負担は他の施設よりも少ないといえます。看護師の夜勤は義務付けられていませんが、半数以上の施設では夜勤体制をとっているようです。

夜勤を実施していない施設ではオンコール制の場合もありますが、看護師の人数が多いためどちらも担当する頻度は低くなります。

介護療養型医療施設

主に医療法人が運営している公的な施設で、医療と介護の両方を必要とする要介護1以上の方が入居できます。なお、2017年度末での廃止が決定しているため、施設数は減少しています。

あくまで医療機関であるため、医療処置による栄養摂取や排泄を利用者に行います。看護師は医師の指示のもと、経管栄養や喀痰吸引などの日常的な医療ケアを行います。医療ケアのニーズが高いため、看護師は利用者100名に対して17人以上配置されます。

医療処置を行う頻度も多いので、医療的な知識や技術を向上あるいは維持することができます。勤務時間は日勤もありますが、夜勤が義務付けられているため、病院と同様に夜勤を担当することになります。

特定施設入居者生活介護

特定施設入居者生活介護は民間企業が運営する介護サービス提供施設で、有料老人ホームとも言われます。要介護度に指定はなく、自分でほとんどのことができる方から重度の方まで幅広い方が利用します。介護度が低めであるため、医師の配置は必須ではありません。

また、看護師も100名に対して3名以上とされています。看護師として勤務をする場合は、利用者が一人で生活できるように食事や入浴、あるいはリハビリなどのサポートを行います。介護士の資格取得を目指す方におすすめです。基本的な勤務時間は日勤ですが、オンコール対応を行うことがあります。

二本松市で老人ホームをお探しの方はJWS 陽だまりの郷へ。老人ホームは二本松市からも通勤しやすい場所にあり、ます。理学療法士・介護士はもちろん、看護師求人にご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。